金属ワッシャーの塗装治具(マスキング治具)を木製で製作しました。

こんにちは。
モールド工業です。
今回は、以前製作した治具のアップデートになります。


その時のブログはこちら
【金属ワッシャーの塗装治具(マスキング治具)を設計製作しました。】

お客さんから、「ウレタンよりもさらに軽量化を図りたい」と
ご要望を頂き検討致しました。
軽量化となると木材一択となり、その種類は、合板かMDFかラワンランバーに
なりますが、今回は木くず等を集積したMDFという材料を採用しました。

MDFとべニア類の価格は、MDFの方が多少高価ですが、製作工数や刃物の
交換頻度を考えるとトータルでMDFの方がコスト削減できる為です。
ウレタンの場合は型を1個作れば量産は可能になりますがMDFはそういう訳には
行きません。
弊社のNC機械にて切削して製作致します。


実際に試作品をお客様に確認して頂き、即ご採用を頂きました。
ウレタンのマスキング治具に比べて約20%の軽量化を達成。
コストゾーンもお客様の想定を下回ったと喜びの声を頂きました。

今回もオーダー頂きありがとうございました。

ウレタンや金属、木材など様々な材料の取り扱い経験のある弊社だからこそ
出来たご提案だと思います。

弊社は木材単品だけでなく、各素材の持ち味をミックスさせた治具などを
設計製作する事が得意です。
「こんな治具できないかな?」とか、既存の治具に問題をお抱えの皆様
お気軽にこちらまで問合せ下さい。