私は名古屋外国語大学を卒業し、モールド工業に入社しました。
元々はバンド活動に専念しており、就職の予定はありませんでしたが、
家族の強い要望で就職活動を始めました。

仲の良かった工場長の誘いで面接を受け、水谷社長の言葉に心を動かされて入社を決意しました。
社長は「まだこれから自分の見たい会社を沢山見て、最後に気になったら入社してくれればいいよ」と
言ってくれ、そのおかげで安心して就職活動ができました。

様々な会社を見ましたが、最終的にモールド工業に就職することに決めました。
親も「自分のやりたいことをやりなさい」と背中を押してくれました。

今では、仕事が非常に楽しく感じています。社員数も多くないため、
忙しい時にはお互いに助け合いながら仕事を進めています。
中学の同級生である工場長とも仲が良く、趣味であるガンプラや
ラジコン、レコードの修理なども楽しんでいます。

在学中には、自分よりも賢い人たちがたくさんいて、
英語を仕事にするという選択肢は考えられませんでした。
しかし、私は文系の大学出身ですが、モノづくりの仕事には
自然と惹かれていました。
現在はその道で活躍できていることに大変満足しています。

私は車両部品の塗装とスケジュール管理を担当しています。
製品の脱脂、マスキング、塗装ブース内でのスプレーガンを使った塗装、
塗料の調合を行っています。
また、DRBの注型、脱型、修正作業や品質検査も担当しており、
現在は通常業務と並行して品質管理も勉強中です。

人間関係が良好です。

友人と飲んでいる時に会社の愚痴が全く出ないため、
その友人から驚かれたことがあります。
今ではその友人も同じ会社に勤めています。（笑）

無意味な残業はなく、仕事が終わった後は自分の趣味に没頭できます。
過去にはバンド活動に専念できたことや、現在は苦手だった水泳に取り組んで
50メートル泳げるようになったことなど、アフター5も充実しています。
早い時には6時前にはプールで泳ぐ練習をしています。

仕事の時間はしっかり集中し、アフター5は思いっきり楽しむことができます。
連休が続くと、早く仕事に行きたいと感じることもあるほどです。
1日が終わるのがとても早く感じるほど、毎日が充実してると思える所が
働きやすいのだなと感じています。

塗装品の形が一緒だけど、色違いの製品があって、
出荷後にそれが判明した事がありました。

リング状の製品が1000枚もあって。。。
もうお先真っ暗状態でしばらく現実逃避していました。
塗装を剥離して、本来の色を塗らなければいけません。
それがとても大変な作業でしたが、会社のみんながフォローして
手伝ってくれた事です。
いまでも感謝しています。

入社した時からの目標は、効率的に稼げるようになることです。
体力のある今のうちに、頑張って自分のスキルをどんどん上げていきたいです。
そして、将来的には、いぶし銀の技術を持つ熟練の技術者になりたいですね。

おじさんになった時に、「あの人はすごい技術を持ってる」と言われるように
なりたいんです。
今はそのために毎日努力して、もっともっと成長していきたいと思っています。