Intervew 00
スタッフみんなの知恵や力を集結して
困難な仕事にも立ち向かいます。
INTERVEW
代表取締役社長
水谷 益丈
MIZUTANI YOSHIHIRO
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モールド工業の強みを教えて下さい。
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まずは、多様な素材への対応力ですね。
金型、ウレタン型、樹脂型、木型など、多様な素材を扱えるのが強みです。
これにより、高性能な製品を提供し、顧客の多様なニーズに柔軟に対応
できる技術力を持っています。
国内で化粧型枠のデザインから製作までを行う数少ない企業として、
独自の地位を築いています。次に高いデザインセンスがお客様に評価頂いています。
職人たちは、手作りで意匠を完成させることで知られています。
顧客の期待を超えるデザインを提供し、コスト削減にもつながっています。
ウレタンを注型して製品を生産する技術も持ち合わせており、
そのデザインセンスは顧客から高く評価されています。最後はアットホームな社風だと感じています。
社員同士の交流が盛んで、部署や役職の垣根を越えて協力し合う風土が
あります。新しいことに挑戦しやすい環境が整っており、
社員の成長を支えています。
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業界の動向とモールド工業の立ち位置について
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化粧型枠業界は新しいアイデアを積極的に取り込み、挑戦を歓迎する風土があります。
モールド工業はその中で独自のデザインセンスと高い技術力で際立っています。
長年培った技術と経験を活かし、常に新しい意匠を創造し続けています。
デザインから製作まで一貫して行うことで、高い評価を受けており、
多様な素材を活用する柔軟性と多能工な人材育成で顧客の信頼を得ています。
モールドスターという商標が登録されてから約30年間、
モールド工業ではさまざまな意匠を作成してきました。
擬石、板目、ボーダー柄、レンガ模様、ハツリなど、職人が手作りで仕上げたものや、
機械加工で生み出した幾何学模様、さらには自然物に手を加えて新しい意匠を
創り出したものまで、多彩なデザインがあります。
「こんな意匠が世にあったら面白いだろうな」「人々が驚くような柄を作り出そう」
「自然より自然っぽい人工意匠に挑戦してみよう」といった先人たちの探求心と情熱が
これまでの実績を支えています。
初めてその意匠を創造し、初めて形にした職人は、
その自負と経験を一生持ち続けます。
そして、その想いを糧に、次の意匠創造へとつなげていくのです。
このように、モールド工業は、自分の想像を超えるデザインを創造する
職人へと成長していく場でもあり、非常に興味深い業界だと感じております。モールド工業で、あなたも新しい挑戦を始めましょう。
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会社の中で大切にされている価値観や行動規範はありますか。
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どの仕事にもどの人にも価値があります。
人の欠点を探すのではなく、その人の良いところを見つけて
褒めて伸ばすという方針で仕事や教育を進めています。
当たり前のことのように思われますが、意外とできていないことが多いです。
私たちは、一人一人の価値を見出し、個々の特徴を認識しながら共に考え、
意見を出し合い、良い環境作りと人材育成を実践しています。
弊社ならではの特徴として、部署や役職の垣根は全くありません。
社員同士がお互いの仕事や取り組み内容をある程度把握しており、
全体の仕事のボリュームも共有されています。
そのため、各々が仕事の優先順位や負荷状況を考慮しながら、協力して
業務を進めることが可能です。
もちろん、工場長が交通整理をすることもありますが、
全員がモールド工業の仕事として協働し、なんでもできる多能工な人材が
その実現を支えています。